読みやすく、分かりやすい書が大好きな私。
「一字書」は、シンプルな見た目で大好きな分野です。
でも奥深いな~と思うのが
情景や感情をいろいろな言葉であらわす詩とは異なり、
多くを語らず たった一文字だけの表現。
そこに受け取り手の感情や経験、人生の皺が重なり合うと
十人十色の受け止め方が生まれ、
その人その人にとって世界でただ一つしかない作品になるのではないかな、
と、たった一文字であるのにその奥に広がる世界が想像できるのです。
この「氣」も、見てくださる方お一人お一人
どう感じるかは様々だと思います。
種明かしをしますと、うちの子供が最近ドラゴンボールに夢中でして
しょっちゅう「修行」をしています。
私も鳥山明先生を偲んで
手首の腱を浮き上がらせながら書いてみました。

